arangetramとは何か?
久々の更新です。今日は師匠がcheif guestとしてあるarangetram(デビュー公演)に招かれたので、一緒に行ってきました。チェンナイにいる間はなるべく多くの公演に行くようにしています。特に師匠が行く場所には付いていって、付き人的なこともしています(笑)師匠の荷物を見張ったり、荷物を持ったり、他の方に挨拶したり。師匠と一緒に居られる時間は私にとってはかけがいのない時です。
自分のarangetram前後はブログを更新できていませんでしたが、他の人のを観てなぜかブログを書きたい欲が湧いてきました。客観的にarangetramとは何かを考える余裕が今はできたのかもしれません。良かったら、お付き合いください。
arangetramとは二つ言葉に分解することができます。arangam とは stage 、 eitram とはclimbing、つまり「ステージに登る」という意味です。長年の練習を経て必要な演目を学び、師匠に公式ステージに登る許可をもらった生徒の初めての公演になります。
arangetramを行うタイミングは人によってまちまちです。私の場合はライフプランも考えてどうして子どもができる前に行いたかったため、去年師匠に「arangetramに向けてやっていきたいです」とはっきりお伝えしました。師匠は「とりあえず一度練習に今回(去年)学校でパフォーマンスをしてみなさい」とおっしゃいました。去年のものは短かったですが、ガチのステージだったので緊張したことを覚えています。一度ステージを使わせてもらっていたので、今年のarangetramでは、ステージを広く使うことができました。
私の師匠によると、arangetramそのもの以上に、その日に向けて生徒が必死に練習して、ぐんと伸びるその過程が一番意味のあることなのだそうです。arangetramはダンサーに成長の機会を与えてくれます。自分も今回本当にそれを実感しました。チェンナイに来てからの数ヵ月だけでも、ここへ来たばかりの時と今とでは自分の動きの質がかなり変わったことを肌で感じています。
そして、私がarangetramを行おうと思った一番の理由は、初めて全ての演目を師匠やお世話になった人の前で踊ることで感謝を伝えたいから、そして自分の舞踊人生の中で良い節目になると考えたからです。緊張や不安色んなことに悩まされた数ヵ月でしたが、やり切って本当に良かったです。終わったら完全燃焼してしまいやる気が落ちてしまうのでは?と思っていましたが、今は次にチェンナイでどの演目を行うか考えてしまっています(笑)どれだけ好きなんだよと自分でも言いたい程です。
日本に帰ったら、自分の学んだことを積極的に伝えていきたいです。そして、インド舞踊や文化に興味をもってもらえるよう自分なりに努めていきたいです。良かったらバラタナティヤムやってみませんか。はじめての人も大歓迎です。体験レッスンも常時受け付けていますので、お気軽にどうぞ♪
arangetramについてまだまだ書きたいことが山ほどあるので、またブログを更新します!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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